いつの時代も、親が子を思う気持ちはとても深く、一生懸命なものです。ときに、その気持ちが子どもの心とすれ違うのもまた自然なことです。
という私も中学時代、ワガママし放題の毎日で、ずいぶん親を困らせました。あすなろの代表になった今、さまざまなご家庭と接する中で、あの頃の母の気持ちが身にしみます。
「幼かった」と言ってしまえばそれまでですが、「もっと、まわりを見ることができたら…」と思うばかりです。きっと、母の気持ちがわかってあげられたと思うのです。
そんな反省から、家庭教師のあすなろは「目に見える問題だけでなく、子どもたちの本当の成長に向き合おう」と強く考えるようになりました。
大切なのは“心の成長”。“心”と“学力”の両面をサポートすることが、私たちに与えられた役目だと。
ただ学力や結果に目を向けるのではなく、自分で考えて行動し、まわりのことも思いやれるそんな“自立心”をやしなう機会を提供していきます。
子どもたちの笑顔が絶えることなく、心ゆたかにたくましく育っていけるよう少しでもお役に立ちたいと思っています。さいごの結びとして、もうひとことだけお伝えしたいことがあります。
今、このページをご覧くださっているお母さんの想いは、お子さんの自立心の芽生えとともに、しっかり伝わるはずです。私たちもコミュニケーションの懸け橋として、精いっぱいお子さんに伝えていきたいと思っています。
「お母さん、ありがとう」
お子さんからこんな言葉を聞けるまで、私たちはお子さんと一緒に歩みつづけます。
22年の節目を迎えた、新たなあすなろの取り組みにご期待ください。